【日本未公開作】アメリカ映画「Angel and the Bad Man」(2009)
作品概要
題名 | Angel and the Bad Man |
公開日 | 2009/7/5(アメリカ)(TV映画) |
製作国 | カナダ、アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
上映時間 | 95分 |
ジャンル | 西部劇 |
備考 | PG-13 |
スタッフ
監督 | テリー・イングラム |
制作総指揮 | ジャック・ナーサルジョゼフ・ナーサル |
製作 | ジャック・ナーサル |
脚本 | ジャック・ナーサルジェームズ・エドワード・グラントトーマス・マコフスキケヴァン・オット |
音楽 | ステュー・ゴルドベルク |
撮影 | アンソニー・C・メッチー |
編集 | ゴードン・レンペル |
キャスト
俳優 | 役名 |
---|---|
ルー・ダイアモンド・フィリップス | クワート・エヴァンス |
デボラ・カーラ・アンガー | テンペランス |
ルーク・ペリー | ラレド |
テレンス・ケリー | トーマス |
あらすじ
西部きっての荒くれ者、クワート・エヴァンスはウォース牧場に訪れ、そこで倒れてしまう。そこへ偶然居合わせた牧場主トーマス・ウォースは彼を助ける。
目覚めたクワートは、争いを嫌うクエーカー教徒のウォース家に保護された。
彼は目的である義父を殺した男ラレド・スチーヴンスへの復讐に燃えていた。
しかし、ウォース家で出会った女性と恋に落ち、復讐との間で苦しむこととなる。
評価
IMDB | 5/10 |
コメント
2009年制作のアメリカ映画です。記載の通りTV映画であるため、劇場公開はありませんでした。
見たことがある方はあらすじで分かるかと思いますが、本作は1947年のジョン・ウェイン主演作『拳銃無宿』のリメイクとなっています。
ジョン・ウェインが演じたクワート・エヴァンスを今作では、ルー・ダイアモンド・フィリップスが演じました。
彼は『レッド・ウォーター/サメ地獄』(2003)や『メタル・トルネード』(2011)などいわゆるキワモノ映画で主演を務める一方、『チェ 39歳 別れの手紙』(2008)、『チリ33人 希望の軌跡』(2016)などの普通の作品にも出演しています。(こちらは端役ですが……)
テレビシリーズも加えると、数多くの作品に出演を果たしているベテラン俳優です。
監督は、テリー・イングラム。
DVDスルーではありますが、日本でもいくつか作品がリリースされています。
『スリープウォーク』(2007)や『オデュッセウス』(2008)、『デス・スピード』(2009)など、モンスターが出てきたりオカルトじみた内容だったりと、キワモノ映画が多い監督です。
そうした作品群の中では、今回の『Angel and the Bad Man』はかなりまともな作品と言えます。
レビューを見る限りでも正統派西部劇として評価されており、リメイク元に恥じない内容のようでした。
ただし、日本ではキワモノ映画の方が需要があるらしく未公開&未リリース。
西部劇人気の低さから見ても、今後も日本語で見れる機会はないでしょう。