【日本未公開作】スペイン映画「Diamond Flash」(2011)
作品概要
題名 | Diamond Flash |
公開日 | 2012/6/8(スペイン) |
製作国 | スペイン |
言語 | スペイン語 |
上映時間 | 128分 |
ジャンル | ドラマ、スリラー |
スタッフ
監督 | カルロス・ベルムト |
製作 | カルロス・ベルムト |
脚本 | カルロス・ベルムト |
撮影 | カルロス・ベルムト |
編集 | カルロス・ベルムト |
キャスト
俳優 | 役名 |
---|---|
エバ・リョラッチ | ヴァイオレッタ |
アンヘラ・ヴィラール | エレナ |
ロシオ・レオン | ローラ |
アンヘラ・ボイシュ | フアナ |
ヴィクトリア・ドニッチ | エンリケタ |
ミゲル・インスア | ダイアモンド・フラッシュ |
あらすじ
シングルマザーのヴァイオレッタは、誘拐された娘を取り戻すそうとしていた。エレナは、夫に虐待されていることを秘密として抱えていた。
ローラは、借金を抱えており、それを清算したいと考えていた。
フアナは、彼女を笑顔にしてくれる人を探しており、エンリケタはそれに答えてくれる女性であった。
共通点を持つ5人の女性たちの物語が、4つの章で描かれていく。
評価
IMDB | 6.6/10 |
コメント
2011年のスペイン映画です。『マジカル・ガール』(2016)や『シークレット・ヴォイス』(2019)などを監督したカルロス・ベルムトによる長編1作目となっています。
日本で公開されている上記2作品を見たことがある方なら分かるかと思いますが、ベルムト監督の作品はかなり独特です。
それも陰鬱な感じな独特さ。
その始まりともなっているのが、本作の『Diamond Flash』というわけです。
あらすじにも書いているように、内容は章仕立てとなっています。
「環境は違えど人間の邪悪さは同じ」というテーマでリンクしているようです。
また、ダイヤモンド・フラッシュなる人物が章に共通して登場します。(役割は不明)
ベルムト監督らしい陰鬱さが長編1作目から出ているのは確かでしょう。
とはいえ、『マジカル・ガール』や『シークレット・ヴォイス』も雰囲気こそ暗いですが、映画としては秀作です。
ぜひとも、1作目も見てみたいですね。