【日本未公開作】スペイン映画「La virgen de los sicarios」(2000)
作品概要
題名 | La virgen de los sicarios(英題:Our Lady of the Assassins) |
公開日 | 2000/9/8(イタリア)2000/10/11(スペイン) |
製作国 | スペイン、フランス、コロンビア |
言語 | スペイン語 |
上映時間 | 101分 |
ジャンル | クライム、ロマンス |
スタッフ
監督 | バーベット・シュローダー |
製作 | マルガレート・メネゴスバーベット・シュローダー |
脚本 | フェルナンド・バジェーホ(原作) |
音楽 | ホルヘ・アリアガータ |
撮影 | ロドリゴ・ラリンデ |
編集 | エルサ・バスケス |
キャスト
俳優 | 役名 |
---|---|
ヘルマン・ジャラミロ | フェルナンド |
アンダーソン・バレステロス | アレクシス |
ホアン・デイビット・レストレポ | ウィルマー |
あらすじ
コロンビアの首都メデジン。犯罪と麻薬に満ちた街に老人フェルナンドは帰郷した。
そこで暗殺者として活動をしている16歳の少年アレクシスと出会った。
二人は恋愛関係に発展するが、アレクシスが撃ち殺されてしまう。
悲しみに打ちひしがれるフェルナンドは、アレクシスの影を追い、スラム街を徘徊する。
そこで彼は、アレクシスと瓜二つのウィルマーと遭遇する。
評価
Rotten Tomatoes | 一般:68/100批評家:77/100 |
IMDB | 6.8/10 |
Metacritic | 一般:7.2/10メタスコア(批評家比重含む):73/100 |
コメント
2000年制作のスペイン映画です。あらすじを見て疑問に思う方もいるかと思いますが、本作はおじさんと少年の恋愛物語。いわゆる同性愛です。
アレクシスが犯罪に絡んでいたり、それが原因で二人が離ればなれなったりといった治安の悪さが浮き彫りになるところがお国柄が表れていると言えるでしょう。
監督は、バーベット・シュローダー。
『死の接吻』(1995)や『完全犯罪クラブ』(2002)などで監督を務めています。
彼の作品は、基本的に日本語翻訳がされていますが、本作はその中でも数少ない翻訳がされていない作品です。
まだ、LGBTが浸透していない時代ですし、それがお蔵入りの理由なのでしょうか?