【日本未公開作】チリ映画「Jesús」(2016)
作品概要
題名 | Jesús |
公開日 | 2017/10/26(チリ) |
製作国 | チリ、フランス、ドイツ、ギリシャ、コロンビア |
言語 | スペイン語 |
上映時間 | 85分 |
ジャンル | ドラマ |
スタッフ
監督 | フェルナンド・グッツォーニ |
制作総指揮 | |
製作 | ジャック・ビドゥマリアン・デュムランジャンカルロ・ナッスィ |
脚本 | フェルナンド・グッツォーニ |
撮影 | バーバラ・アルバレジ |
編集 | アンドレア・チニョーリ |
キャスト
俳優 | 役名 |
---|---|
ニコラス・デュラン | イエス |
アレハンドロ・ゴイク | ヘクター |
あらすじ
18歳のイエスは、麻薬に暴力、セックスと、ただれた生活を送っていた。男やもめである父親ヘクターとは距離感を掴めず、家では気まずい空気が漂っている。
そんなある日、イエスの所属しているバンドがオーディションを受けるも不合格となる。
腹いせに酔ったまま街を徘徊していたイエスたちは、墓地で少年と遭遇し暴行を加えてしまう。
その事件は瞬く間にニュースとなり、警察はイエスらを探し始める。
絶望的な状況に追い込まれたイエスは、父親に助けを求める。
評価
Rotten Tomatoes | 一般:60/100批評家:77/100 |
IMDB | 6.0/10 |
Metacritic | 一般:?/10(評価なし)メタスコア(批評家比重含む):68/100 |
コメント
2016年制作のチリ映画です。犯罪を犯したイエスと、それを知った父親ヘクターの微妙な距離間をめぐる物語です。
日本でもありそうな親子モノではありますが、治安の悪さとかはチリ特有。(別にチリは際立って治安が悪いわけではありませんが、日本と比べるとね)
街並みなんかも加えると新鮮な感覚で見れそうです。
監督は、フェルナンド・グッツォーニ。脚本も兼業しています。
本作で長編映画は2作目。(これまで長編1作とドキュメンタリー1作で監督)
1983年生まれで本作を監督時には33歳であったことを考えると、この先にも期待の才能ですね。
主演は、ニコラス・デュラン。
彼の初出演作『The Stranger』(2014)は、日本でも『イーライ・ロスPRESENTS ザ・ストレンジャー ~感染者~』として見ることも出来ます。(端役っぽいですが)
本作『Jesús』は彼にとって初主演作となっています。
まだ、20代前半という事で、日本でその活躍が見られることを期待したいですね。
チリ映画というあまり日本では馴染みのないコンテンツですが、いずれか日本でも見れる機会を作ってもらいたいものですね。