【日本未公開作】チリ映画「Padre Nuestro」(2006)
作品概要
題名 | Padre Nuestro |
公開日 | 2005/10/13(チリ)(ビーニャデルマール映画祭)2006/10/5(チリ) |
製作国 | チリ、アルゼンチン |
言語 | スペイン語 |
上映時間 | 105分 |
ジャンル | コメディ、ドラマ |
スタッフ
監督 | ロドリゴ・セプルベダ |
製作 | ケーキ・イバラ |
脚本 | ロドリゴ・セプルベダ |
音楽 | アンジェラ・アクーニャ |
撮影 | エステバン・コートロン |
編集 | ソルダッド・サルファテ |
キャスト
俳優 | 役名 |
---|---|
ハイメ・バデル | エル・カコ |
ルイス・ニェッコ | ペドロ |
フランシスコ・ペレス・バネン | ロベルト |
あらすじ
チリのビナデルマール。明るく陽気な男エル・カコは、末期の病気と診断されていた。
彼は、最後に家族と過ごすことを決め、2人の息子と2人の娘を呼び出す。
招集に応じた子供たちは、カコの願いにより病院から抜け出すのを手伝う事となる。
病院から抜け出したカコは子供たちと共に、最期の旅へ出る。
評価
Rotten Tomatoes | 一般:62/100批評家:?/100(評価なし) |
IMDB | 6.4/10 |
コメント
2006年制作のチリ映画です。人生最後の時を迎えようとするカコが、病院を抜け出して家族と向き合う時間を取るという、笑いあり涙あり(?)のドラマになります。
初めての公開がチリで行われたビーニャデルマール映画祭(Viña del Mar Film Festival)での2005年10月13日であったのに、通常公開は2006年10月5日という一年越しの公開であるのが珍しいです。
また、本作は第80回アカデミー賞(2008)のチリ代表作として出品もされています。(ノミネートはされませんでした)
監督は、ロドリゴ・セプルベダ。
基本的にはドラマシリーズに携わることが多い方です。
本作は長編映画2作目となっています。
また、2020年にはおよそ6年ぶりの長編作品『Tengo Miedo Torero』が公開予定となっています。
主演は、ハイメ・バデル。
1935年生まれで、2020年現在は84歳です。
映画初出演は1968年『Three Sad Tigers』(日本未公開)と、大ベテランの部類に入ります。
本作では、チリの映画祭「カルタヘナ映画祭」(2007)と「チリアルタゾールアワード」(2007)にて最優秀俳優に選ばれました。
まさに、その年のチリの代表作とも言える作品だと言えるでしょう。