【日本未公開作】フランス映画「La troisième partie du monde」(2008)
作品概要
題名 | La troisième partie du monde |
公開日 | 2008/6/18(フランス) |
製作国 | フランス |
言語 | フランス語 |
上映時間 | 105分 |
ジャンル | ファンタジー、ミステリー、ロマンス |
スタッフ
監督 | エリック・フォレスティエ |
製作 | セドリック・ウォルター |
脚本 | エリック・フォレスティエ |
撮影 | パトリシア・アタナジオ |
編集 | アニック・ラウル |
キャスト
俳優 | 役名 |
---|---|
クレマンス・ポエジー | エマ |
ギャスパー・ウリエル | フランソワ |
エリック・リュフ | ミシェル |
あらすじ
フランスで不動産販売員を務めるエマは、フランソワというブラックホールや星間現象の研究者と出会う。二人は互いに惹かれ合うようになっていった。
しかし、ある日を境にフランソワは一切の痕跡を残さずに消えてしまう。
彼の行方を追うエマは、彼の兄弟であるミシェルと出会い、行動を共にする。
評価
IMDB | 5.6/10 |
コメント
2008年制作のフランス映画です。あらすじに「消えてしまう」と書きましたが、失踪的な意味ではなく、物理的に消滅するという意味で消えてしまいます。
そのため、ジャンルにファンタジーも含まれているわけです。
監督は、エリック・フォレスティエ。
本作が長編映画初監督作品で、唯一の作品となっています。
これ以降は、脚本に専念。いくつかの短編映画で脚本を務めています。
2019年には、クリスチャン・ヴォルクマン監督作「The Room」(日本未公開)にて、本作から11年ぶりに長編映画の脚本に携わりました。
本作では、科学やロマンス、ファンタジーなど、様々な要素を混ぜすぎて、自己満足的な作品となっているのがあまり評価が高くない理由となっているようです。
主演は、クレマンス・ポエジー。
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005)以降、フラー・デラクール役を務めているのが記憶に残っている女優です。
他にも『127時間』(2010)や『あしたは最高のはじまり』(2016)でヒロイン役を務めるなど、日本でも見る機会は多いかと思います。
また、本作でフランソワ役を務めているギャスパー・ウリエルは、フランスのマット・デイモンと呼ばれているそうです。(本作では消えますけど……)
内容がミステリアスかつファンタジーなだけに、結末を知りたい作品ですね。