【日本未公開作】ドイツ映画「3(Three)」(2010)
作品概要
題名:3(Three)公開日:2010/12/23(ドイツ)
製作国:ドイツ
言語:ドイツ語、英語
上映時間:119分
ジャンル:コメディ、ドラマ、ロマンス
スタッフ
監督:トム・ティクヴァ制作総指揮:ウーヴェ・ショット
製作:シュテファン・アーント
脚本:トム・ティクヴァ
音楽:ラインホルト・ハイル
ジョニー・クリメック
ガブリエル・アイザック
マウンシー
トム・ティクヴァ
撮影:フランク・グリーベ
編集:マティルド・ボンフォワ
キャスト
ソフィー・ロイス(ハンナ)ゼバスティアン・シッパー(サイモン)
デーヴィト・シュトリーゾフ(アダム)
あらすじ
ベルリンで暮らす、ハンナとサイモンは同棲をしたまま20年を迎えようとしていた。彼らは、お互いに愛していながらも、肉体関係は持つことができなかった。
そんなある日、サイモンが精巣癌を患っていることが判明する。
手術同日、ハンナは一人の男アダムと肉体関係を持ってしまった。
しかし、アダムはサイモンとも関係を持っているのであった。
三人の関係は、ハンナの妊娠によって動き出すのであった。
評価
IMDB | 6.7/10 |
Metacritic | 一般:6.2/10メタスコア(批評家比重含む):55/100 |
コメント
あらすじで疑問に思った方もいるかも知れませんが、本作はLGBTの内、G(ゲイ)をテーマにした作品です。ただ、差別的な内容ではなく、長年のパートナーであるハンナ(女)とサイモン(男)の二人がアダム(男)と出会い、二人ともが相思相愛になってしまう、円満な三角関係となっています。
なかなかセンセーショナルな作品ゆえに、日本では公開が見送られたのかもしれません。(公開当時の2010年はそこまでLGBTの認識も低かったですし)
監督を務めたのはトム・ティクヴァです。
『ザ・バンク 堕ちた巨像』(2009)、『クラウド アトラス』(2012)、『王様のためのホログラム』(2016)などを監督しており、日本でも名は知られています。
脚本、音楽にも自ら参加しており、(他作品でも経験あり)多才な能力の持ち主です。